ワインといえば、お祝いなどで飲む少し良いお酒というイメージもあるのではないでしょうか。
ワインには手軽に飲めるデイリーワインと言えるものだけでなく、高級なワインが存在しています。
年数が古いワインが高いといったイメージを持っている方は、多いと思いますが、今回は、高級ワインがどういったものなのかとおすすめの高級ワインを紹介していきます。
ぜひ最後までご覧いただき、ワインの新しい世界を知るきっかけになれば嬉しいです。
そもそも高級ワインはなぜ高くなるの？
なぜ一般的なワインに比べて高級ワインは値段が高くなるのでしょうか。
その理由を5つ紹介します。
希少価値
高級ワインと言われるワインは需要と供給が合わないものが多いです。
それは、製造の本数が少ない・人気な銘柄で需要が高いといったことがあります。
また、希少価値が上がったことでワインコレクターからの需要も上がるということも存在します。
製造方法
製造方法によってもワインが値段が高くなる要因となります。
収穫が手積みであったり、細かな樽の管理であったり、人がより多く介入する必要があるほど費用が必要となってきます。
産地
ワインで使用するぶどうを育てている産地でも価格は大きく変わってきます。
しっかりとした基準が設けられている国や地方で品質の良いぶどうを使用すると価格が高くなるということです。
また、その産地自体がブランドのようになっているワインも多く存在しています。
熟成年数
高級ワインは熟成することで味わいが安定し、より深みがある風味を感じることができる銘柄が多いです。
ただ、熟成をするためには時間と場所が必要となってきます。
そのため費用がかかり、値段も高くなります。
ワインボトルやコルク
高級ワインは長期熟成も考えワインボトルやコルクは品質の高いものを使用しています。
そうすることで、長期熟成でも酸化といったワインに対して悪い影響を与えないようにしています。
こういった細かなこだわりが本当に美味しい高級ワインの味わいを支えているのではないでしょうか。
一般的なワインと高級ワインと味わいの違いは
一般的なワインと高級ワインでは、味わいの安定性とぶどうの品質の違いが感じられると言われています。
雑味のないぶどうの豊かな香りと濃厚な味わいが感じられるのは高級ワインだからこそです。
また、同じ銘柄であれば味のブレが少ないのも、高級ワインの特徴です。
今まで高級ワインを味わったことがない方に、人生で一度は飲みたい高級ワインを3本紹介していきます。
シャトー ラフィット ロートシルト 1982
5大シャトーの中でも、筆頭と言われるのがこの「シャトー ラフィット ロートシルト」です。
エレガントな味わいは、まさにボルドーといったところでしょうか。
人気の高さから需要が高く、希少価値も高いワインです。
フルボディのタンニンが強く濃厚な味わいながら、後味は繊細で表現豊かなワインです。
ラフィットは長期熟成がポイントで、長く寝かせることで繊細さがある味わいになっていきます。
高級ワインという名に恥じない「王のワイン」とも言われる「シャトー ラフィット ロートシルト」をぜひ一度味わってみてください。
シャトーマルゴー 2015
シャトー ラフィット ロートシルトに続き、5大シャトーの1つ「シャトーマルゴー」です。
味わいは繊細の中に深い風味を感じることができます。
5大シャトーの中でも最も柔らかく強すぎない味わいであり、「ボルドーの女王」とも呼ばれるワインです。
さらに、そんなシャトーマルゴーの中でこちらの2015年は、素晴らしい出来であったとワインの評論家からも高い評価を得ています。
今後より長期熟成がされれば、より価値が高くなっていく可能性もあるのではないでしょうか。
ワインコレクターも大注目の1本です。
スローン プロプライエタリー・レッド 2015
こちらは、カリフォルニアワインの1本。
毎年評価の高いワインです。
ワインの指標とも言えるパーカーで100点を獲得しています。
熟成した濃厚な味わいから繊細さも兼ね備える素晴らしい味わいとなっています。
また、長期熟成にも期待できるワインで、リリースから20年・30年後の味わいにも期待が寄せられます。
カルトワインの最高級を味わいたいのであれば、ぜひ手に持っておきたい1本なのではないでしょうか。
高級ワインの味わいを知って広がるワインの世界
今回は、高級ワインの特徴や価値について紹介させていただきました。
ワインが好きな方でも、まだ今回紹介したような高級ワインを飲まれたことがない方も多くいらっしゃると思います。
高級ワインを味わうことでより今まで考えていた味わいを超えた、新しいワインの世界を楽しめるのではないでしょうか。
今回紹介した3本のワインは、高級ワインというにふさわしい世界トップクラスのワインとなっております。
ワインコレクターの方でも簡単には手に入らない幻と言えるワイン達ですので、ぜひお手にとっていただければと思います。
